2008年10月13日 (月)

ノーベル経済学賞はポール・クルーグマン教授

今年のノーベル経済学賞はプリンストン大学教授のポール・クルーグマン氏に決まりましたね。学生時代から彼の本を読んで勉強していたのでいつもより親近感が沸きます。「流動性の罠」という言葉が懐かしい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年1月23日 (火)

米国に流入するオイルマネーは本当?

昨日の日経金融新聞の2面に英国を経由したオイルマネーが米国国債に流れ米長期金利の低下を支えたという記事があった。これは本当だろうかと思いサウジアラビアの通貨庁の対米証券投資残高を見てみたが、どうやら本当らしい。

サウジアラビア通貨庁(Saudi Arabian Monetary Agency)のHPでバランスシートを見ると2000年の対外証券投資は58,383 Million Riyals ($1 = 3.7507 riyals) だが、2005年には369,973  Million Riyals200611月には610,960 Million Riyals= $162.8 Billion1ドル = 120円で約20兆円)と直近6年間で約10倍強の対外証券投資が行われていることになる。

このすべてが米国国債に流れているとはいえないが、それにしても大きな額だ。200611月時点の日本の米国債保有残高が6,374億ドルとなっているからその数値から投資額の大きさが伺える。これはサウジアラビア一国の数値であるから他のGCC諸国を含めるとどうやら新聞にある数値は納得できるレベルである。

一方、金への投資を見るとGold + Foreign Currencies to Convertible Bond合計で2000年が70,585 Million riyals200611月が94,035 Million riyalsとさほど増えていない。オイルマネーで得た収益は設備投資と対外証券投資に向けられたと見るのが正解なのだろう。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2007年1月14日 (日)

米国債の逆イールドカーブ

今回は米国債のイールドカーブについて。意見は分かれるかもしれないが、自分は景気を見る1つの指標としてイールドカーブ(FF金利-30年国債利回り)を見ている。このイールドカーブであるが2006年第2四半期末に逆イールド化している。

これまですべてというわけではないが、イールドカーブは景気に対して4四半期、株式市場に対して2四半期先行している。つまり、今回は2006年第2四半期に逆イールド化しているので、株式上昇は2006年第4四半期、景気拡大は2007年第2四半期に終了するのではないかと思っていた。

しかし、株価は現在のところまだ上昇している。多少のずれはあるかもしれないので今月はこの点に注意して経済指標、株価の動きに注意していきたい。また、17日、18日には日銀金融政策決定会合がある。新聞記事を見ると景気は息の長い拡大を続けるとのシナリオを堅持するそうだが、その点にも注目したい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)