2007年5月 3日 (木)

In Progressさんのご紹介

今日はIn Progressさんをご紹介したいと思います。金融法務、企業法務を中心に書かれており、大変ためになります。いつも何か調べて検索かけるとヒットします。それにしてもアップの頻度が早い!本人は備忘録のためとおっしゃっていますが、これだけのことを随時アップデートできるなんて素敵です。

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2007年3月 7日 (水)

アメリカビル物語

最近は不動産関係の話ばかりになってしまっているが、今日は本の紹介「アメリカビル物語―プロパティマネジメント奮戦記」だ。文章がこなれていない面はあるが、お堅い本ではなく読みやすい。分からないことはこういった日記風のものから始めると理解が深まる。

アメリカビル物語―プロパティマネジメント奮戦記 Book アメリカビル物語―プロパティマネジメント奮戦記

著者:植野 正美
販売元:綜合ユニコム
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2007年2月22日 (木)

取引所の商品企画力

月曜日の日経金融にも出ていたが、CMEでハリケーン先物が上場されるようだ。国立ハリケーンセンターが公表する最大風速や大きさのデータを下に指数(カービル・ハリケーン指数)を算出するもよう。CMEはすでに住宅価格指数(ケース・シラー住宅価格指数)も上場しており、投資家のニーズをタイムリーに捉えている。

それと比較すると日本の取引所は商品企画力がなさ過ぎる。海外の取引所の提案商品がすべてうまくいっているとは言っていない。企画された商品のうち、多くがあまり多くの人の目に晒されることなく消えていっている。しかし、日本の取引所は投資家が集まらなかったら・・・とか規制が・・・といいながら結局後手後手に回り過ぎている。

ETFの話もやっと新聞に載ったほどだ。記事によると大証は4月を目標に金ETFを上場する予定だそうだ。しかし、その大証も東証が金ETFの研究を進めていることから競争激化を懸念している。それならなぜもっと早く上場させなかったのか。海外では昨年3月の段階で金ETFによる金保有量は世界の中央銀行の金保有ランキングで14位に相当する程であり、ここ数年の商品相場上昇人気とあわせれば成功する可能性は高かったはずだ。

東京をアジアの金融センターにしたいと思うのであれば、政府ももっと協力&後押しすべきなのではないだろうか。約半月休んでいたこっちのブログの方が金ETFの話題が早いようでは話にならない。日本の取引所の皆様、がんばってください。

p.s  ここち良い原油価格帯

以前、今年の原油価格は当面50㌦~60だと書いたが、新聞にもちょこっとそのように書かれてあった。満更外してはいないようなのでほっとしながら、また少しうれしいような気もする。

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2007年2月20日 (火)

Google Trend

Google Trendの面白いところは上段の折れ線で検索回数とそれに伴う関連ニュースを見ることができ、下段の折れ線ででニュースサイトでの言及数が分かることだ。これを使って、Hedge FundsをSearchしてみた。2005年から関連ニュースで取り上げられているのは暦順に以下6件。Trimming Hedge Funds:Jan 24 2005、Dow Plummets 103 on Hedge Funds' Possible Losses, Oil:May 11 2005、Are hedge funds a crisis waiting to happen?:Sep 11 2005、SEC accuses hedge funds, manager of fraud:Oct 13 2005、Bernanke urges caution on hedge funds:May 17 2006、Senate panel examines hedge funds:Jun 28 2006。

なんでここであまりヒットしていないの?というところもあるが、これはキーワードがHedge Fundsだったからだろう。これがトレンドを追う商品なら面白いかもしれない。

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2007年2月18日 (日)

再開します

ちょっと本業でバタバタしていて暫く休んでおりましたが、再開します。といっても、きちんと文章を書いていると続きそうにないので、当初の目的に立ち返り、備忘録程度の文章にしたいと思っています。暫く書かない間に色々なことがありましたね。個人的に気になっていたのは以下の件です。

・Blackstoneによる不動産投信大手Equity Office Propertiesの買収決定。過去最大のLBO案件。

・WBS(Whole Business Securitization)の広がり。

NAREITの1月のパフォーマンス(以下の通り、すべてのセクターでプラス)。特に気にしていたResidentialも+9.34%と高い伸び。

Industrial/Office  8.46%
Industrial  5.42%
Office   9.85%
Mixed   6.41%
Retail    10.49%
Shopping Centers 8.22%
Regional Malls  13.44%
Free Standing  3.42%
Residential   9.34%
Apartments  9.61%
Manufactured Homes 1.30%
Diversified   2.12%
Lodging/Resorts   5.49%
Health Care   9.33%
Self Storage   10.66%
Specialty   3.44%

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2007年1月29日 (月)

年金基金もガバナンスを!

日銀は政策決定会合を行うとその議事録が公開され、総裁、副総裁2人を含めた9人の審議員のスタンスが大体分かる。非難されることも多く、何だかんだと言っても必死に国のことを考えている。しかし、一向に変わらない組織がある。それが、年金だ。

年金積立金管理運用独立行政法人のHPをみるとその運用理念として以下の3つが挙げられている。

年金積立金が将来の年金給付の貴重な財源となることを認識し、年金加入者の皆様の利益のために受託者としての責任を果たします。

長期的な観点に立った分散投資を基本とし、適切なリスク管理を行うことにより、年金積立金の安全かつ効率的な管理・運用を行います。

経営資源の有効活用を図るとともに、情報開示を積極的に行い、効率的で透明な事業運営に努めます。

本当かいな。これが真っ先に頭に浮かんだ感想だ。まず第1点目に関して、本当に受託者責任を果たしているのだろうか。というより果たそうとする意志はあるのだろうか。未だに満期保有国債を簿価評価し、年金資産の経済価値を無視した決算をしている。海外では、年金基金の資産と負債を適切に管理する重要性が再び強調され始め、年金負債をベンチマークにすえた負債対応型投資(LDILiability Driven Investment)というものが注目されている。

これは、「本来年金というものは、非常に長いデュレーションを持つ年金給付のキャッシュフローの整合性をとることを目的に運用されなければならない」という考え方に基づいたものだ。この考え方が改めて注目され、最近では多くの年金がLDIと呼ばれる新たな投資戦略を模索している。

一方、日本の年金はというと、やっと代行返上が終わり、台風一過の晴天といったところが多く、先進的な負債の金利変動リスクについて考えているところはほとんどない。このような状況で受託者責任を果たしているといえるのだろうか。

次に第2点目。「適切なリスク管理を!」言いながら、モンテカルロで10年先のVaRを計算している。そもそもVaRはオーバーナイトのリスクレベルを測るのに有用な指標であり、10年先なんて見ている人はいない。それを堂々と公表してしかもリスク管理やっています、というのはどうなのだろうか。

最後に第3点目。情報開示を積極的に行い・・・とあるが、アセットアロケーションの決定の仕方等、運用委員会の議事録は一向に公開されない。幹部は厚生労働省からの出向者で素人同然。誰も責任を取りたくないから議事録は公表しない。これで情報開示を積極的に行っていると言えるのだろうか。

少し前だが世銀のエコノミストが書いた「Governance of Public Pension Funds」という論文の中で、日本、カナダ、アイルランド、ニュージーランド、スウェーデンの5つの公的年金の評価がされている。これによると日本の年金は官僚からの独立性が保たれていないという理由で最下位だそうだ。近年は株式相場の下落などを受け、いろいろな面で年金基金のガバナンスも向上しているのだろうが、それにしても十分ではないのではないだろうか。個人的には年金基金に結果責任を押し付けるのは難しいと思うが、明確な行動基準を求めたい。上記の運営理念を再考し、本来の責任を全うしてもらいたい。

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2007年1月16日 (火)

香港にアジア拠点を設けるBlackstone

米国の大手プライベート・エクイティ投資会社で日本に進出していないのはBlackstoneくらいだろう。あるオルタナティブ関連記事で読んだのだが、Blackstoneは2006年6月に香港事務所を開設し、今後香港で本格稼動するようだ。また、2005年にはインドのムンバイにも拠点をオープンしておりプライベート・エクイティや不動産投資に乗り出している。

最近のBlackstoneといえば、Equity Office Propertiesへの$36bnのLBOが注目されているが、 なぜこれほどの実力のある投資会社が日本に拠点をもたないのだろうか。彼らほどの実力があれば、成功しないはずはないと思うのだがどうなのだろう。彼ら独自のものさしで測ると、日本にわざわざ拠点を置かなくても対応できるという考えなのだろうか。

疑問ばかりになってしまったが、Carlyle GroupやKKRといった大手が日本に進出し独自のノウハウをつかって投資を行う中、日本に拠点を置かないBlackstoneがどのようにアジア戦略を考えているのか注目したい。

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