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2008年2月

2008年2月22日 (金)

モノライン保険会社が保証する金融商品へのエクスポージャー

本日また金融機関さんにサブプライム関連のエクスポージャーを26日までに提出するようにとの連絡が金融庁から出たようです。9月頃からサブプライム関連エクスポージャーの報告が始まり、第2段階としてサブプライム+CDOのエクスポージャーの提出、第3段階として、1月からサブプライム+CDO+SIV&ABCPの保有比率の提出、そして今日サブプライム+CDO+SIV&ABCP+モノライン保険会社の保証する金融商品へのエクスポージャーの報告が通知されました。以前書いた第4ステージに来たという感じです。

が、いつも急すぎます。単体のシングルヘッジファンドならいざ知らず、ファンド・オブ・ファンズにとってはこの締切(26日)はきついです。以前も書きましたが、提出するのは構わないのですが、急に連絡するのではなく、計画性を持ってやってもらいたいものです。お陰で毎月20日過ぎると憂鬱です。20日ごろって暇になるのでしょうか。

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2008年2月11日 (月)

ステージ4(第2の金融機関+ヘッジファンド危機)

サブプライム住宅ローン問題が長引いていますが、個人的にはいつステージ4が来るのだろうというところに注目しています。(週刊エコノミスト2/12でも特集されています。良い記事だと思います。)

サブプライムローンの延滞率上昇によりローン会社が破綻したのが、ステージ1。サブプライムを再証券化したCDOの格下げによりヘッジファンドとそれに投資していた投資家が痛んだのがステージ2。CDOへ投資するSIV(= Structured Investment Vehicle)の発行するABCPの償還が危ぶまれているのが現在のステージ3。こう見ると、証券化+証券化+証券化プロダクトというのがステージ3というわけです。次に来るのがステージ4。

ステージ4は「モノライン会社の再保険を受けている金融機関の損失処理+現在まだ処理できていないヘッジファンドが保有するCDOが痛むことによるヘッジファンドの損失+それ等のヘッジファンドに投資している投資家の損失」です。

これらを考えると、改めてデュー・ディリジェンスの重要性が分かりますね。今年はあまり流れに逆らわないトレンド・フォロー型CTAへの投資が一番無難かもしれませんね。(←因みに営業トークではございません。)

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2008年2月10日 (日)

ポートフォリオへのCTAの組み込み

ヘッジファンドの1月のパフォーマンスが出始めていますが、単月で見ると過去5年で一番悪いのではないでしょうか。サブプライム住宅ローン問題の影響で8月~9月に信用リスクが急拡大しましたが、10月には大型バイアウト案件がなんとか成立し、スプレッドも収縮に向かっていました。また、ディカップリング論等が台頭し、アジア地域にエクスポージャーをもつマネジャーのパフォーマンスがよく、HF全体ではそれほど大きなマイナスを計上しているところはありませんでした(一部のシステム系ロング&ショートは除く)。

しかし、1月はアジア地域の株式市場が大幅下落し、ロングバイアスのかかっていたロング&ショートマネジャーを中心に大幅なドローダウンとなりました。個別銘柄云々というより、全体的に売られたため、ボトムアップマネジャーが苦戦しました。相場が落ち着いてくれば、レラティブ・バリューでリサーチをきちんと行っているマネジャーのパフォーマンスは回復してくると思います。

そんな中、唯一調子がいいのが、CTAファンド。1月もプラス3%程度は出ているようです。大所は5%以上出ています。その中でも特に投資ホライズンが短期のところが相場の動きに追随し、良いパフォーマンスとなっています。日本の投資家はボラティリティが高いと言いながらよく先物運用を嫌いますが、ポートフォリオに一部組み入れる価値は十分あると思います。日本株のバイ&ホールドでずっと持っている方が余程危険です。

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