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2008年2月10日 (日)

ポートフォリオへのCTAの組み込み

ヘッジファンドの1月のパフォーマンスが出始めていますが、単月で見ると過去5年で一番悪いのではないでしょうか。サブプライム住宅ローン問題の影響で8月~9月に信用リスクが急拡大しましたが、10月には大型バイアウト案件がなんとか成立し、スプレッドも収縮に向かっていました。また、ディカップリング論等が台頭し、アジア地域にエクスポージャーをもつマネジャーのパフォーマンスがよく、HF全体ではそれほど大きなマイナスを計上しているところはありませんでした(一部のシステム系ロング&ショートは除く)。

しかし、1月はアジア地域の株式市場が大幅下落し、ロングバイアスのかかっていたロング&ショートマネジャーを中心に大幅なドローダウンとなりました。個別銘柄云々というより、全体的に売られたため、ボトムアップマネジャーが苦戦しました。相場が落ち着いてくれば、レラティブ・バリューでリサーチをきちんと行っているマネジャーのパフォーマンスは回復してくると思います。

そんな中、唯一調子がいいのが、CTAファンド。1月もプラス3%程度は出ているようです。大所は5%以上出ています。その中でも特に投資ホライズンが短期のところが相場の動きに追随し、良いパフォーマンスとなっています。日本の投資家はボラティリティが高いと言いながらよく先物運用を嫌いますが、ポートフォリオに一部組み入れる価値は十分あると思います。日本株のバイ&ホールドでずっと持っている方が余程危険です。

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