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2007年6月 9日 (土)

インデックス対比の幻想

何か最近のヘッジファンドを見ていると気持ち悪い!というのが正直な印象だ。理由はあまりにも調子が良すぎるからだ。そろそろ何か起こりそうだと思っているのは私だけなのだろうか。

ただ、しっかりしているなというマネジャーもいる。先日インタビューしたあるマネジャーは、「最近の株式市場はゴムが伸びている状態。自分達のポジションは、これ以上の伸張を目指すよりも収縮に備えたものとなっている」といっていた。このようなマネジャーは株式ロング及び債券ショートのエクスポージャーを減らしており、何か安心感がある。

ただ、日本の投資家に分かってもらえないのは、直近2ヶ月のようなマーケットが続いた場合、インデックス対比でアンダーパフォームしてしまうということだ。日本の投資家は何でもかんでもインデックス対比で投資の良し悪しを決めることが多く、本当の意味でのオルタナティブ投資を理解している投資家が少ない。

インデックス対比でたとえ成績が少し悪くても、ダウンサイドを意識した投資こそが本当の意味でのオルタナティブ投資だと思うのだが・・・。

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コメント

いつも興味深く拝見しています。
株式があがる局面で見劣りしたくないからベータ大きくして、挙句やられちゃうのが日本株L/Sの最近の傾向のような気がしています。上がるときにインデックスに追随しきれず、下がるときだけ一緒に下がるとか。
ファンドの真価が見えるのは、相場が下がるときの下方硬直性あるいは低相関と私も思っていますが、株が上がるときはついつい見栄えがよく見えちゃうんでしょうね、相場は上がればそのうち下がることもあるはずなんですが。

投稿: tiger_eye_u | 2007年6月15日 (金) 18時46分

ご無沙汰です。足元の金利上昇(特に米長期金利)、ちょっと心配ですね。調子良過ぎたことの修正(健全な調整)で終わればいいですが、いわゆるバブル崩壊となると…。どうなることやら。ダウンサイドリスクを重視する私としては、それが実現するのが怖いです。

投稿: 本石町日記 | 2007年6月13日 (水) 11時00分

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