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2007年3月21日 (水)

ヘッジファンドのAUM

ヘッジファンドのピーク時のAUMについての記事があった。順位は以下の通り。

Amaranth LLC                   $9,100 million

Animi Master Fund             $2,650 million

Sagamore Hill                    $2,600 million

Citigroup Multistrategy Arbitrage/Saranac Arbitrage   $2,200 million

Levco Alternative Investment Fund $1,900

・・・と続く。その一方、この記事の中にあったのは、約半分のヘッジファンドが$50 millionにも満たないAUMで稼動しているそうだ。ここで1つ考えたいのはヘッジファンドと一括りに言っていても、長年やっているところもあれば、AUMが集まらず直ぐに解散になっているところもあるということだ。

これはヘッジファンド・インデックスについても言える。ヘッジファンド・インデックスにはサバイバーズ・バイアスがかかっており、たとえインデックス自体が好調でも、悪いヘッジファンドは報告しなくなるので、一概にヘッジファンドが良いとは言えないのだ。実際に投資していると、インデックスはいいのに自分が投資しているファンドは調子が良くないということがあるが、これはそのためだ。

少し古いが日銀レビューにもこの点が簡潔に言及されているので、まだ読んでいない人には是非読んでもらいたい。

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コメント

本石町日記さん、ご無沙汰しております。レスありがとうございます。あぁ、なるほど!言われて初めて気づきました。確かにそうですね。どちらかというとデータや論文に関しては日銀びいきなので疑う心を忘れておりました。中立でいきたいと思います。

最近はBarselⅡがらみでローリスク・ローリターン型かハイリスク・ハイリターン型が人気です。金融庁の検査が入って、落ち着いた頃には地銀も帰ってくると思います。なんせ、皆お金持っていますから(笑)。

金融庁の動きと対比してウォッチしたいと思っています。

投稿: alternativetimes | 2007年3月23日 (金) 01時13分

ご無沙汰です。日銀短観もサバイバルバイアスが若干あります。不振企業は回答する余裕がなくなりますので…。円キャリーが話題ですが、ヘッジファンドがみんなやっている、みたいな論調は困り者。また、全ファンドがハイリスク・ハイリターン型との見方も困りますねえ。知り合いは米系ファンドの日本株運用マネージャーですが、こまめに企業取材して地道にやってますね。

投稿: 本石町日記 | 2007年3月22日 (木) 18時51分

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