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2007年1月 7日 (日)

2007年の相場

諸事情で一時やめておりましたが、業務に差し障りない範囲で日々のメモ代わりとして再開することにしました。今回は2007年の相場についてちょっと整理してみました。

最近、2007年どういった資産配分が良いのか考えながら、専門家といわれる人たちの意見を楽しく読んでいます。特に今日の日経新聞のマネックス証券松本社長のコメントは楽しく読みました。

資産配分は国ごとのGDP比率が目安になるというものです。これは自分も以前何かで読んだことがあり、注目していたのでしっくりきました。但し、松本さんは余剰資金を運用するということですべて株式投資するという前提でしたが、ここではポートフォリオ全体でGDP比率を目安にアセット・アロケーションをするのが良いのかもしれませんね。

日本のGDPは世界全体の比率で約15%なので、究極的には日本への配分比率は15%±αというところでしょうか。しかし、投資対象市場へのアクセスや情報収集を考えるともう少し高くなるのかもしれませんね。

また、BRICsやNext11と呼ばれる国々への投資もより高いαを狙うために必要だという論調も多いですね。中国、インド、ロシア、ベトナム、タイ、東欧、ラテンアメリカに投資する投信は日本でも売られているので今すぐにでも投資できます。しかし、新興国といわれる市場への投資は注意が必要です。タイではテロが起こったし、ベトナムはWTO加盟を控え魅力的な市場ですが、市場規模はタイの15分の1です。一度何か起これば流動性が低いため、大やけどをする可能性があります。

一般的には、米国株-Weak、米国債券-Strong、欧州株-Not week, but not too strong、欧州債券-So so、日本株-Strong、日本債券-Negative、新興国株-Strong、不動産-So so、商品-Depend on commoditiesといった論調が多いと思います。

但し、気をつけなくてはいけないのは為替です。たとえ、海外資産が外貨ベースで増加しても円ベースではprofitをうまないということもあります。財産●〇法のようなタイプの商品で日本円以外の資産に投資しているもの、また円建てになっているものも為替の影響を受けます。そのため、投資資産下落+円高だとダブルパンチで損失を被ります。とはいっても分散しているのでボラティリティは小さいと思います。

個人的には円高になると思うので、110円をきった辺りから投資を考え始め、105円あたりで仕込むのが良いのではないかと思います。それまでは円資金のまま1ヶ月、3ヶ月の定期で回しておいてチャンスが無ければ投資しない、これが良いと思います。投資しない(現金でもつ)のも1つの戦略ですから。

因みに、私自身の07年の見通しはこうです。日本株は3月頃から下落し、6月頃に07年の下値をつける。その後回復し07年12月末で日経平均で19,000円~20,000円。米国株は専門家の人が悲観しているよりは強く5%前後上昇。欧州株は米国株よりも強く10%上昇。BRICsをはじめとした新興国株は結果として上昇はするがボラティリティが激しくなる。不動産はREITは下落傾向が強く、私募不動産投資は引き続き好調。商品は原油は横ばいで、非鉄は下落、金は若干上昇、プラチナ(白金)は上昇。といった感じです。詳しくは追々説明していきたいと思います。

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コメント

本石町日記さん、コメント頂戴しありがとうございます。私も毎日日記を拝見させて頂いております。CTA (= Commodity Trading Advisor)の中にはこの度の急落で解約が出ているところもあるようです。また、逆張り投資家(コントラリアン)の損切りレベルが$54~$55にあります。今週このレベルを割れば$50近くまで更に下落すると思われます。注目したいです。

投稿: | 2007年1月11日 (木) 00時39分

ブログ再開、おめでとう御座います。コモディティ関係のブログとしては貴重な存在だと思っておりましたので、再開はうれしい限りです。世界的にはなお流動性は豊富であり、投融資の活発な状態が続くのではないか、と思います。もっとも、何かをきっかけに投融資の好循環が逆に回りリスクもあり、なかなか今後の動向を見通すのは難しい面もありますが。エントリーの更新、楽しみにしております。

投稿: 本石町日記 | 2007年1月10日 (水) 22時48分

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